「最硬最重の神秘的な木材「生命の木」リグナムバイタ製三線ツメ」
 沖縄三線文化には「夫婦三線」という一本の原木から二丁の三線を製作し、漆塗りの箱に納めて「飾り三線」と称し丁重に床の間に飾る文化がありました。そこには夫婦円満や家の栄耀栄華を願う想いが込められたものでした(近年は兄弟三線、親子三線など色々な呼ばれ方をするようです)
 このリグナムバイタ製のツメも「一つの木から二つ」切り出し製作したものです。
「一つの木から二つのツメ」「元は一つ」という「親愛、夫婦(恋人)、家族愛」という表現と思いを込めて2個セットにさせて頂きました。
 市場に流通している木材としては最高級品クラスであるリグナムバイタ、沖縄三線の世界において最高級木材は黒檀ですが、市場価格がその黒檀よりも高価です。
乾燥したリグナムバイタはその硬さの為、木材としてではなく金属加工と同じ道具を使用して加工されます。その分、工数が増えますので価値が上乗せされています。そのため、一つ一つの作品が独自の個性を持ち、全てが限られた数しか存在しない希少な宝物となっています。
 音質はまるで「男女」を表わすように低音域に強いツメと高音域に強いツメとなっています。一方は太く、一方は細い。そして直線的なツメと曲線的なツメと造形的にも対照的です。また木材の上下を使用した為、芯(色)の部位も左右、といった点もデザイン的な魅力となっています。
またこの木材はワシントン条約で保護されていますので、とても希少です。この希少性は、その美しさと堅牢性を更に一層際立たせています。インテリアに飾ることはもちろん、贈り物としても特別な存在感を放ち、受け手に幸せと喜びをもたらす一品です。
以下はリグナムバイタ(製品)の説明になります。
 リグナムバイタは市場に流通する木材の中で最も堅く重い木材として知られ、その耐久性は抜群です。フナクイムシやシロアリ、腐敗にも極めて強く、長い間使い続けることができるので、一生ものの工芸品として最適です。
リグナムバイタは木材ながらも耐熱性が高く、火災により銅の電線が溶け、鉄の支柱も曲がってしまうほどの高熱であったにもかかわらず、リグナムバイタの碍子は大部分が残っていたという話も残っています。
また、リグナムバイタはラテン語で「生命の木」を意味し、この樹の樹液が万病に効くとされ、非常に高値で取引されてきました。 
職人の情熱とリグナムバイタの神秘的な魅力が融合した工芸品は、特別な贈り物や自分へのご褒美にふさわしい存在です。
その強靭さと美しさは、まるで自然が生み出した魔法のようです。ぜひ、その魅力に触れてみてください。
【商品サイズ】 中
(ミリ単位の誤差あり)
高さ               6.9(㎝) 7.1(㎝)
横幅    2.9(㎝) 2.8(㎝)
重さ               26.8(g)  23.0(g)
指穴の幅  1.7(㎝)(中~大) 1.6(㎝)(中~大)
(*人差し指幅参照)
1.2~1.4(㎝)(小)子供、女性
1.4~1.6(㎝)(中)一般男性
1.6~1.8(㎝)(大)指幅太めの男性
1.8~2.0以上(㎝)(特大)オーダーメイド、特殊規格のツメ