400年ほど前に造られた全長15cmの金入りの独鈷杵。
型押しではなく職人が手で細工を施しています。
地金は3金の黄銅で両端の刃の箇所には22金で渡金がされています。
鎌倉の仏教寺院で江戸初期頃から江戸中期頃(約400年前)の間に造られたものとのことです。
造られた400年のうち30年ほどしか身に付けていないことから、念珠や他の法具に当てた際に起こる刃の部分の傷以外は大きな傷は見受けられませんが、刃の部分の渡金が2か所ほど擦れて(1mmから2mmほど)地金が薄っすらと見えてきています。
こちらは気になるようでしたら金の補修をおこなっているお店などで再渡金(お店にもよりますが全体で数万円、もし薄くなった箇所だけであれば3千円から5千円ぐらい)されてもよろしいかと。
この年代の品が場合によって寺宝になるような品がここまで状態良く出ることはないかと思われます。
高いところから何度も落下させるなどのようなことがない限りこれから1,000年以上は十分に保つ素材で造られています。
出品にあたり寺院にて特別に浄めの祈祷しています。
日本仏教(日蓮宗)の身守り刀として肌身離さず持ち歩かれてみてはいかがでしょうか。
ぜひ身に携えてお寺を訪れてみて下さい。
この金剛杵の縁起の詳細は別途紙にてお渡しします。
主な素材...金
種類...その他
 
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