創業1718年、ウィーン王室窯の正統後継者にしてヨーロッパ最古級の歴史を誇り、マイセン、セーヴルと並び、世界で最も高い格式を持つ磁器ブランドのひとつ、アウガルテンの珍しい無地白磁カップ9客とソーサー1枚、すべて未使用品です。
「ファクトリーセカンド(セカンドクオリティー品)」で、バックスタンプのロゴマークの下に、横線状のキズ(引っかきキズ)が入っています。
他の多くの磁器ブランド同様、アウガルテンでも製造工程において微細な焼成不良や塗りムラ等が生じた製品はファクトリーセカンドとして扱われ、正規品と区別するため引っかきキズが付けられます(画像10・12・19)。その性質上、マーケットにあまり出回ることはないようです。
正規品との違いは、業者さんが見てもわからないレベルのものが大半らしく、機能上(使用上)の問題はありません。今回出品するカップとソーサーも、どれだけ目を凝らして見ても、問題の箇所を突き止められませんでした。
セットの内容は下記の通りです。
- モーツァルト ホワイト 白磁 ティーカップ:6客
- 白磁 ソーサー:1枚
- モーツァルト ホワイト 白磁 コーヒーカップ:3客
【サイズ】
- ティーカップ:直径 104mm 高さ 56mm 容量 250ml 満水で約300ml(実測値)
- ソーサー:直径 151mm
- コーヒーカップ:直径 88mm 高さ63mm 容量 200ml 満水で約250ml(実測値)
参考まで、アウガルテンについてAIで調べると、次のような解説がなされました。
「伝統と格式、王室性に基づく評価において、『格式・王室・気品』の三拍子を最も完璧に備えるのは、マイセン、セーヴル、アウガルテンの三大窯。
なかでも技術・造形美・静謐さではアウガルテンが突出しており、マイセンよりも貴族的で内省的な美しさを評価するコレクターも多いです。」
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