ホピ族の伝統文化に登場する「Crow Mother(クロウ・マザー)」は、すべてのカチナの“母”にして、精神的なチーフ(指導者)とも言われる神聖な存在です。
Crow Mother(クロウ・マザー)は、ホピ族のカチナ精霊の“母”とされる神聖な存在です。
カチナは、自然・動物・祖先の精霊を象徴し、ホピ族の文化や儀式の中心にあります。
その中でもCrow Motherは特別な存在であり、すべてのカチナの母として深く尊敬されています。
慈悲と導きの象徴であり、春の儀式では子どもたちに杖で軽く触れ、祝福と教えを与える母の象徴として登場します。
本作品は、ホピ族のアーティスト M. Bilagody による一点もの。
手彫りの木の風合いや羽飾りの細工が美しく、伝統的なクラフトの魅力が詰まった一品です。
【状態】
経年によるスレや、木材の節による凹みなどが見られます。
また、頭部の羽部分にボンドによる補修跡があります。
いずれも天然素材・手作業による作品の特性としてご理解いただける方におすすめいたします。
詳細は写真にてご確認ください。
【サイズ】
高さ:約18.5cm
【備考】
底面に「Crow Mother / M. Bilagody」のサインあり。
ホピ族のカチナドールは、海外でも多くのコレクターに愛されている伝統工芸品です。
ホピアートやネイティブアメリカン文化にご関心のある方とのご縁がありましたら、幸いです。
 
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ホビー・楽器・アート##美術品・アンティーク・コレクション##工芸品